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柚「…ふぇ…っ…ほ…ん…とう……?」
涙声で、必死に言葉を紡ぎながら柚子はそっと顔をあげた
仁「本当だよ。怖かったろ?……もう、大丈夫だから。」
それを見て
よしよしと優しく頭を撫でながら仁汰はそう言った
柚「ふぇ…ひっ……お…お兄…ちゃんっ……うわーん!!」
仁「おっと、と!」
しゃがんでいた所にいきなり抱きつかれたので仁汰は柚子を受け止めながら
そのまま後ろに尻餅をついた
柚「…ひっ……ふぇーん……ぐすっ…」
仁汰に抱きついたまま泣きじゃくる柚子
仁「よしよし……」
優しく背中をさすりながら仁汰は柚子が落ち着くまで待った
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