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翔「仁くん……じーん…くーん」
小声で仁汰にだけ聞こえる呼びかける
仁「…………?」
仁汰は無言のままちらっと翔太の方を見た
翔「麻由美ちゃん……どーにかして……!」
お願いっ、と顔の前に手を合わせる翔太
仁「柚子~?今日、何時になる?」
何事もなかったかのように柚子に話しかける仁汰
翔「わぅ……仁くーん……じー…ぐぴゃっ!!」
突然の衝撃に何の準備もしていなかった翔太は
思わずその場にしゃがみ込んだ
翔「くぅ~……」
少し泣いてしまった翔太
麻「先輩っ!あ、あたしが!」
麻由美はそう言ってハンカチを取り出すと翔太の涙を拭いた
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