学校

29/36
前へ
/753ページ
次へ
石「今日、昼来いよ?達也がしつけーんだよ」 石島が少し困った様子でそう言うと 仁「大丈夫ですよ。あの人のしつこさは自分も分かってます」 仁汰は少し苦笑いしながら石島に言った 言い終わると同時にシャツを引っ張られる感覚がしたので、した方へ向いてみると 柚「……………」 柚子が俯いたまま仁汰のシャツの裾をきゅっと握っていた 石「そうか。まあ、話はその時にな」 その様子を見ていた石島が気を遣って話を少し早く切り上げた 仁「すんません。じゃあ」 そう言い残すと仁汰と柚子は校舎の方へと向かっていった  
/753ページ

最初のコメントを投稿しよう!

495人が本棚に入れています
本棚に追加