学校

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犬「だ、だから、怒った?」 石「あいつの名前って、知ってるか?」 作業を止めて犬田の方を向く 犬「え……知らないです」 石「一橋仁汰。いくら犬でも、聞いた事あんだろ?」 犬「えっ……えーー!!??」 もの凄く驚いた犬田は一瞬止まった後、思わず大声で叫んだ 「きゃっ」 「うっ……うるせえ!」 通りすがりの生徒たちが耳をぱっと塞いで犬田の方を見てきた 犬「あ、やっ…すいません!」 慌ててぺこりと頭を下げた 犬「一橋仁汰って……あ、あの!?」 石「そ…だから、お前ちゃんと謝っとけよ?」 そう言い終わるとまた、さっきの作業の続きを始めた  
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