学校

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海「いっちゃーん……いっちゃん!……」 仁「んあ?」 不意に呼ばれた気がしたので、振り向いた 海「昼なったで!」 そこには、にかにかの笑顔で立っている海斗の姿があった 仁「…焼きそばパン?」 翔「仁くん、達也さんとこ行くんでしょ」 少し怒ったような口調で付け加える翔太 仁「へ?ああ………え?もう、昼!?」 海「せやから、昼なったで~、って」 仁「てか、海斗ー…そろそろこっちの言葉にしたら?」 海「い!嫌や!関西弁、好っきゃもん」 仁「いや、なんか……男が喋ると……さあ」 翔「そんな事より、行くんでしょ!仁汰君?」 ぷいっとそっぽを向いたまま言う  
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