変化

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たんたんたん... 屋上に続く階段を上る その途中で何人かの不良に出会う こいつらは皆、南宮派の不良たち 仁「…………………」 さっきから出会う奴全員にガン飛ばされている もちろん無所属の俺たちにいい印象なんて持ってるはずがない ガチャ 仁「………………」 無言のまま屋上の扉を開けた 「…………おっ!来た来た!仁汰ーっ!」 いきなりの外の明るさに目が慣れるまでしばらくかかったが 見えない視界でもその声で誰かは分かった 達「早く、こっち来いよ」 仁「お久しぶりです、達也さん」 軽く会釈しながら達也の座っている場所まで行く 達「あれ?翔太たちは?」 仁「いや、まあ……その」 苦笑いしながら困ったように話す 達「?……まあ、いいや。とりあえず座って」 仁汰は達也の向かい側のソファにどかっと座った    
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