選ばれし者

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「早くしてください! 入学初日から遅刻はやばいですよ、渚!」 そう言ったのは、渚和正(なぎさかずま)の幼なじみの、西本朴(にしもとぼく)だった 「悪い、悪い」 ガタン!和正と朴が息を切らしながら1-Bの教室に入ってきた 「何だね君達は」 1-Bの齋藤先生は言う 「渚和正」「と、西本朴です」『遅刻してすみませんでした!』 「あー、君達ね さっき、谷垣先生が探してたよ 」 『??』 「ちなみに君達は1Bじゃなくて、1Cね(笑)」 『…』 「ワッハハハ!」「あいつら馬鹿だ」 教室全体に笑いが響いた 『……(照)』
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