プロローグ

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「はい…本当です。」 きっぱり雛は言った。 精一杯の雛の強がり。 本当は心の隅で引き止めて欲しい気持ちも少しある。 「わかったよ。短い間だけどありがとね」 そう言って彼は去って言った。 呆気なく終わった… 雛は涙をこぼし彼の背中を見送った… これで良かったんだ… あたしと先輩とじゃ世界が違い過ぎる…
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