バンド

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その後の日はまっくらだった いつ川越が死んでしまうのだろう? そんな恐怖心にかられた 練習はでなかった 何件もメールや電話がきたが無視した そして夏フェスまで残り2週間 事件は起きた 電話がまたきた 無視しようとしたが 何か嫌な予感がはしって 手を伸ばした 「駆大変なんだよ!」 「真島くん?携帯番号教えてくれないと誰か、、」 「あいつが死にそうなんだ」 頭が真っ白になった チャリをおもいっきりこいだ いきが苦しくても ばん! 「川越!」 「オイ川越しっかりしろ!」 「、、、駆か?悪かったなあこのまっ」 「いいからしゃべるな!」 「俺、一回挫折したことがあるんだよ」 「しゃべるな!」 「駆、聞いてやれ」 真島くんは言った 「前に彼女にふられ、部活もうまくいかねぇし、怪我するし、親とはうまくいかねぇしってときがあった」 静かに聞いた 「そんなとき俺を助けてくれたのがこいつ(ギター)なんだ」 「俺は足を怪我して挫折して毎日外ばかり見ているお前を助けたくなったんだ、、、」 「おもしろいこと教えてやりたくなってな、、、」 先生!脈が下がってます! ナースがいう 「もうわかった!頼むからしゃべるな川越!」 「夏フェス間に合いそうにねぇや、、、へへ、、」 「なにいってんだ!成功させるんだよ、4人で!」 「駆、あ う」 ピー よく、聞き取れなかった 「残念ですが、、、」 そこにいた全員が泣いた
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