クレヨンしんちゃん

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口に中に広がるおにくの味がキモチワルイ。 思わず吐き出して、もう一度ねころがる。 夢のなかは、とてもしあわせな世界だった気がする。 僕はまた夢を見る。 しんちゃんと最後に話したのは、いつだっただろう。 僕はしんちゃんを追いかけている。 しんちゃんはいつものあかいシャツときいろいズボン。 小さな手は僕と同じくらい。 シロ、おて シロ、おまわり シロ、わたあめ 『ねえしんちゃん。僕はしんちゃんが大好きだよ。』 『オラも、シロのこと、だいすきだぞ。シロはオラの、しんゆうだぞ!』 わたあめでいっぱいのせかいはいつもふわふわでいつもあったかで いつまでもおいかけっこができる。 いつまでも…
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