143人が本棚に入れています
本棚に追加
「ほらっ!つべこべ言わずにとっとと助ける!」
確定だ…こいつは脳に重い病気をかかえている!
「とにかく助けて!」
こっちの台詞だ!
話せる状態ではないのでジェスチャーで意志の疎通を試みる
「なに?そんな変な動きをして…」
まさかこれが死を手前にした人間の行動だとは思うまいよ
「あぁ、首ね……!言えばいいのに…」
言えなかったんだよ!なんだこの唯我独尊野郎は!?
『おい、誰かいやがったのか?』
『気にすることはねぇ!武器も持ってねぇし迷い混んだガキだ、まとめてやっちまうぞ!』
どうやら二人ともこちらを獲物としかみていないようだ
仕方なく前を向いて男二人と対峙する
「ま、見つかっちゃったんなら仕方ないか…」
さぁ、寝起きの運動といこうか!
最初のコメントを投稿しよう!