1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
「おはよう。せり」
あまりにまぶしすぎる笑顔で、
私に問い掛けてくる。
ふんわりした空気の中、
私は脳に命令していないのに、
その美形の男を抱きしめようと手を伸ばした。
「今日は甘えん坊だね」
そう言いながら、
男は包み込むように
私を抱きしめた。
はあ~心地いいな。
幸せ・・・・
抱きしめた男の背中のシャツを強く掴みながら、
今のこの気持ちを噛み締めた。
最初のコメントを投稿しよう!