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ぱっと目を覚ます。真っ先に眼に映るモノは薄汚れた天井のみ。 小さくため息をつくと、フランドール・スカーレットはのそのそとベッドから半ば転がるように出て、目をこすりながら階段を上っていった。 大広間のテーブルには朝食が用意してあった。 クロワッサンに目玉焼き、シチュー等々。これらは全てここ『紅魔館』のメイド、十六夜 咲夜によってつくられたものだった。
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