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~6月中旬~
「うわぁ…今日は雷が酷いな」
夜、テレビを見ていた俺は先ほどから外でけたたましい音をたてながら鳴っている雷を見て呟いた。
「ねぇ……薫…」
「ん?」
俺はお風呂から上がって来た姉に話かけられた。それになんか様子がおかしい。
「あ、あのさ…良かったらきょ」
ぴかぁ……ちゅー!!
「いゃあぁぁぁぁ!」
雷が鳴ったと同時に姉は悲鳴をあげて耳を抑えながらその場にうずくまった。
………てか雷の擬音がピカ○ュウってどんなだよ!
「姉ちゃん大丈夫……?」
ガタガタ震える姉に近寄り俺は肩を叩いた。
「薫ぅぅ……今日一緒に寝て!」
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