同い年の姉

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「薫、楓ちょっといいか?」 朝食をとっていると不意に父さんが話しかけてきた。 あ、楓ってのは姉ちゃんの事だ。今更名前紹介とか、姉ちゃんって忘れられてたんじゃね?あーはっはっは! 「うっ!何すんのさ姉ちゃん…」 心の中で姉ちゃんをバカにしてると隣から脇腹に肘打ちされた。 「いや、なんかすっごいバカにされた感じがしてさ」 コイツ…できる! 「バカ言ってんじゃないよ。んで、話ってのは?」 あれ、今声だしてないはずじゃ…… 「すごい急で悪いんだがしばらく母さんと2人でラスベガスに行くことになった」 んーなんて言えばいいかな? とりあえず 意味がわかりません。
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