第一話

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最上暁都 「……よし、この辺で今日は切り上げようか」 初音ミク 「そうですね」 最上暁都 「じゃあ、接続切るよ?」 初音ミク 「オッケーです。いつでもどうぞ!」 (暁都、コードをVから外す。すると、Vから超光分子が噴出され、初音ミクの姿をかたどった) 最上暁都 「いつ見てもすごいな。時代の変化だよなあ」(しみじみと) 初音ミク 「そうですか?」 最上暁都 「そうだぞ。ずっと昔のお前は、パソコンの中でしか生きられなかったし、所持者に話し掛けることも出来なかった」 初音ミク 「そ、そんな!! じゃあマスターとこうして会話も出来なかったんですか!?」(心底ビックリして) 最上暁都 「そういうことになるな」 初音ミク 「そ、そんなの嫌です! 私は、マスターとこうやってお話しすることが大好きなんです!」(必死に) 最上暁都 「そんなに興奮するなよ。あくまで、昔の話だ」(すこし驚きつつ) 初音ミク 「昔の……話……。そう、ですよね」(悲しげに) 最上暁都 「どうした? ミク」 初音ミク 「いっ、いいえ! なんでもありません!」(慌てて)
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