第二話

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最上暁都 「ふわあ……朝、か」 (SUSBからVを取り、起動させる) 初音ミク 「おはようございますマスター!」(元気よく) 最上暁都 「おはよう」 最上暁都(ナレーション) 「今日は元気、だな」 初音ミク 「今日も大学ですか?」 最上暁都 「いや、今日は何にも講義ないからお休み」 初音ミク 「そうなんですか! よかったですねえ!」 最上暁都 「シャワー浴びてくるよ」 初音ミク 「分かりました!」 (最上暁都、風呂場に向かう) 最上暁都 「ミクはいつも通りに見えたが……、顔色悪いよなぁ……。よし、やっぱデータ整理しよう」 (シャワーを一通り浴びて、服を着た) 最上暁都 「最近服買ってないな……と、いうか最近家と大学しか行ってないよ……。しかも友達だっていないし……あぁ鬱だ……」 (暁都、頭をタオルで拭きながら、ミクのいるリビングに来る) 初音ミク 「……く、ぅうっ……」(皿の入っている戸棚を開けようとしている) 最上暁都 「……ミ……ク……」 初音ミク 「っ……マスター……。ご、ごめんなさい! でも、マスターのために何かしたくて……」
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