5人が本棚に入れています
本棚に追加
最上暁都(ナレーション)
「ミクの健気さにはいつも驚かされる。無理とわかっていても、自分のために何かしてくれようとする姿勢に、愛しささえ覚えた。出来ようものなら、今すぐ抱きしめたかった」
最上暁都
「ありがとうミク。気持ちだけで嬉しいよ」
初音ミク
「……マスター、何も出来なくてごめんなさい。……でもマスターに喜んでもらえて、私は幸せです!」(最後はにっこりと頬笑んで)
最上暁都
「ミクは、いい子だな」(にっこり)
初音ミク
「っ! ……ありがとう、ございます」(動揺して、ありがとうは俯きながら)
最上暁都(ナレーション)
「俺の発言に、ミクは肩を震わせ、俯いてしまった。たまにある。褒めたつもりなのに、ミクは怯えてしまうことが……」
最上暁都
「ご、ごめん、ミク。気悪くしちまったか?」
初音ミク
「そんなことない! 、です……」
最上暁都
「そ、そうか……。じゃあ俺は朝飯食べるな?」
初音ミク
「あ、どうぞどうぞ!」
最上暁都
「(ご飯をよそいつつ)なんか……悪いな、俺の心ない一言で傷つけたみたいで……」
初音ミク
「傷ついてなんかいませんよっ! ……違うんです。私は、……」
最上暁都
「ミク?」
最初のコメントを投稿しよう!