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初音ミク
「マスター、お帰りなさい!」(元気よく)
最上暁都
「あぁ、ミク。ただいま」(疲れを隠して)
初音ミク
「大学は、どうでした?」(ワクワクしながら)
最上暁都
「ぼちぼちかな。それよりミク、あの曲は練習したか?」
初音ミク
「マスターが最初に作った曲、『ハジメマシテ』……ですよね? ちゃんと練習しましたよっ!」(自信を持って)
最上暁都
「よし、いい子だ。今日はちょっと微調整したいから、V貸して」(優しげに)
初音ミク
「わかりました。じゃあ消えますね」(笑って)
(初音ミク消えて、Vだけが残る)
最上暁都
「(受け取る)ありがとう。じゃあこれを繋いで、と」
(パソコンの画面に『初音ミク』のロゴが現れる。そこに、楽譜を模した画面、隣にミクの顔が表示される)
ミク
「準備、出来ましたよ!」
最上暁都
「うん、じゃあ冒頭だけ歌ってみて」
初音ミク
「はい!」
(ミク、歌う)
最上暁都
「うーん……。ここビブラートいらないな。ミク、六小節から歌って」(淡々と)
ミク
「わかりました!」
最上暁都
「よし、じゃあ続けよう。歌って」
最上暁都(ナレーション)
「こうして、俺らは小一時間ほど歌に費やした」
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