三条バン

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髪は赤く目は黄色く 肌は雪のように白く 唇は薔薇のように赤かった。 少は、いきなり着物の中から刀を取りカツラの木を斬った。 少「………鳴助……」 少女はしずかに涙を流しながらぽつりといい、無残に斬られたカツラの木に背を向け歩いて行った。 少の住んでる家は民宿が住んでいる所と違く山奥にある。 少「……ただいま」 彼女の声は、誰もいない家に静かに消えていく
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