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「え、おま、何して…」
「何って、お前が顔を綺麗にして欲しいって言ったんだろ」
冷汗が出てくる。
う、うそだろ…?
「だ、誰もそんなこと言ってねぇし…っ!」
そう必死に言葉にすると、逃げようと抵抗する。
しかしいつの間にか水道側に背中を押し付けられていて、足すら動かせない状況になっていた。
更に黒澤は空いている手で俺の顎を掴んでくる。
そしてゆっくりと近づいてくる顔。
「ぁっダメだって黒澤…」
「うるせぇ、お前は黙って綺麗にされてればいいんだよ」
チュッと軽くキスされて思わず身体を縮める。
その隙に舌を頬に這わせてきた。
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