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手はそのまま下へ降りてきて腰周りで滑らせる。
あまりにもくすぐったくて、押し殺しながらも声が漏れてしまう。
その声を聞くたびに満足そうに笑う黒澤がムカついて仕方がないが、今の俺にはどうすることも出来なかった。
(うぅ…それにしても、俺また黒澤に触られてる…)
そう思うとなんだかただ撫でられているだけでもいやらしい行為のように感じてしまう。
いや、実際されてるけどな…!
「いい加減我慢するのをやめてもっと声出せばいいじゃねぇか」
「ぅ…でき、るかぁ…ばか…っ!」
この状況で叫んだら明日から全校の皆様に
「うわー三島君ってそういうタイプだったんだ…」
って目で見られるわ!
…違う、違うぞ!決して俺はそんなタイプではないからな!
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