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「……?」
っと思ったら、次の瞬間すっと黒澤が離れていった。
ここまでしておいて途中でコイツがやめるはずない。
だからなんで?と思ったら、向こうから上浦先生が走ってくるのが見えた。
(なんか黒澤の方からチッて明らか舌打ちの音が聞こえたのは気にしない方向で)
と、とにかくナイスだぜ、先生!
「ごめんな三島!やっぱりそれ多かっただろ?今部員休憩にしたから俺も手伝…あれ?黒澤先生じゃないですか!どうしたんですか?」
「いえ…三島君に用があってここに来たんですが、後でも構わない用事なので」
こえぇよ…笑顔がめっちゃこえぇよ!
ていうか用事ってあれだろ?
ついさっきの変態行為だろ?!
「あ、いいんですよ!どうせそのユニフォーム、洗いきれなかった分は他の部員にやらせようと思ってたんで(たった今変更)」
「は!?」
物凄い勢いで上浦先生の顔を見る。そして首をぶんぶんと横に振った。
冗談じゃない!今このクソ教師についてったら俺死ぬから!
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