SACRIFICE

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「目覚めた?」 「んー、色々痛い..」 「はは、ごめんごめん」 「あ、..俺また...」 つー、と自分がつけた歯形を指でなぞる 「大丈夫だよ。もう馴れた」 「痛いよね。ごめん。俺、なんか悲しくなって、涙とまらなくて、頭の中ぐちゃぐちゃで...捨てられたくないから...」 「捨てるわけないだろ?俺は千歳が大好きだよ?」 「俺も、好きだよ..」 「でも、千歳が不安になるのは俺が不安にさせてるからだよね」 「そんなことない!!俺が、俺が弱いから..」
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