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毅義:アルベージュの若き騎士か。
殺すのは惜しいが、そう反抗されたならば死を覚悟しろ
月:来るな!!来るな来るなぁ!!
(SE:途端火花が散るような雷音)
みずな:アナタ、インデシベルの人ね……!!
あずみ:何故わかったのかしら?
みずな:その首筋の刻印を見ればわかる!!
あずみ:ふーん、多少の知識はあるみたいね
みずな:インデシベルの騎士は、インデシベルの刻印を焼かれるって授業で習ったの。
私は騎士になるために生きてきたのよ、なめないで!!破!!
(SE:水音と爆発音)
鬼山:我々はインデシベルの騎士
太陽:い、インデシベル!?ちょっと待て!!俺にはまだ先の未来がぁー……!!
鬼山:ほう、アルベージュはお前を選んだわけか……
小僧!!死にたくなければその剣、私に渡せ!!
太陽:は?……ちょ、展開ハヤクナイデスカ?
えぇい!!とりあえず!!この剣が本物でないことを祈り、振り回す!!
(SE:途端何かがはじけるような金属音)
鬼山:なにっ!?くそっ!!一旦引け!!
(SE:馬の走り去る音)
太陽:い、今何が起きたんだ……?まぁ助かったから良いか……
(SE:場面転換BGM)
鏡見:結局、生き残ったのは三人だけか……
太陽:あれ、お前さっきの!!
みずな:あらアンタも生きてたの?はぁあ、残念
月:ちょっと、やめましょうよ!!
鏡見:夜光(やこう)君の言う通りだ
月:え?なんで名前を?
鏡見:学校に残っていたデータを勝手に読ませていただいた
天上太陽(あまがみたいよう)、17歳。専攻は武術
太陽:は、はい!!
鏡見:海みずな、18歳。専攻は回復呪文
みずな:はい
鏡見:夜光月(やこうるな)、16歳。専攻は歴史語学
月:は、い……
鏡見:偶然と言ってはなんだが、君たちは両親が居ないな
みずな:はい。私たちはアルベージュに貢献するため騎士になる勉強をしてきました
アルベージュ本拠地のここで私たちを使って下さい!!
月:え…?部隊の構成は確か三人一体だった筈
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