第一話 ハーフ

3/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
毅義:アルベージュの若き騎士か。 殺すのは惜しいが、そう反抗されたならば死を覚悟しろ 月:来るな!!来るな来るなぁ!! (SE:途端火花が散るような雷音) みずな:アナタ、インデシベルの人ね……!! あずみ:何故わかったのかしら? みずな:その首筋の刻印を見ればわかる!! あずみ:ふーん、多少の知識はあるみたいね みずな:インデシベルの騎士は、インデシベルの刻印を焼かれるって授業で習ったの。 私は騎士になるために生きてきたのよ、なめないで!!破!! (SE:水音と爆発音) 鬼山:我々はインデシベルの騎士 太陽:い、インデシベル!?ちょっと待て!!俺にはまだ先の未来がぁー……!! 鬼山:ほう、アルベージュはお前を選んだわけか…… 小僧!!死にたくなければその剣、私に渡せ!! 太陽:は?……ちょ、展開ハヤクナイデスカ?    えぇい!!とりあえず!!この剣が本物でないことを祈り、振り回す!! (SE:途端何かがはじけるような金属音) 鬼山:なにっ!?くそっ!!一旦引け!! (SE:馬の走り去る音) 太陽:い、今何が起きたんだ……?まぁ助かったから良いか…… (SE:場面転換BGM) 鏡見:結局、生き残ったのは三人だけか…… 太陽:あれ、お前さっきの!! みずな:あらアンタも生きてたの?はぁあ、残念 月:ちょっと、やめましょうよ!! 鏡見:夜光(やこう)君の言う通りだ 月:え?なんで名前を? 鏡見:学校に残っていたデータを勝手に読ませていただいた    天上太陽(あまがみたいよう)、17歳。専攻は武術 太陽:は、はい!! 鏡見:海みずな、18歳。専攻は回復呪文 みずな:はい 鏡見:夜光月(やこうるな)、16歳。専攻は歴史語学 月:は、い…… 鏡見:偶然と言ってはなんだが、君たちは両親が居ないな みずな:はい。私たちはアルベージュに貢献するため騎士になる勉強をしてきました     アルベージュ本拠地のここで私たちを使って下さい!! 月:え…?部隊の構成は確か三人一体だった筈
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!