第二話 アイデンティティー

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鬼山:さぁ。どうだ?少しは頭が冷えたか…?アザがだいぶ増えたようだが…? もう、お前の体には刻印が押されている。逆らいようのない事実だが…? 何か言ったらどうなんだ…?お前の仲間に合わせてやろうじゃないか。おい… あいつを呼ぶまでしばらくつないでおけ (SE:扉が閉まる音、同時に遊希を殴る音) 毅義:さっきのですんだと思ってんじゃねぇよ。なぁ? これが効かないなら、これなんかどうだ…? (SE:剣の鋭い音) 銀河:何やってんだ…?楽しそぅじゃねぇか (SE:場面転換BGM) あずみ:いくら気に食わなかったからってここまでする事ないと思うわ!!     熱だってあったのよ!? 銀河:わぁーたから騒ぐな。おきちまうだろ あずみ:でも。勝手に連れて来ちゃってよかったの? 銀河:いいんだよ。どうせ俺らのチームなんだろ……あ? あずみ:何?どうしたの? 銀河:…起きた? あずみ:だっ、大丈夫? 銀河:ウグイス嬢のやつ気付いてたのかよ あずみ:どうすんのよ 鬼山:銀河。あずみ。まずは。よくやった。 銀河:へ…? あずみ:あ…ありがとうございま、す 鬼山:その男。遊希はなかなか従わなかったが。 まさかお前達と一緒になることでこうなるとは… …このチームに仕えるか…? 遊希:…………はい。この刻印に誓って 鬼山:ならばこの男。スパイの男をみせしめに殺せ (SE:剣が床に転がる) あずみ:まさかここで…!? 銀河:おいおい……マジかよ… (SE:場面転換BGM)
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