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・欠月-カヅキ-
種族:式紙
二ツ名:二度と戻らぬ欠けた月
能力:霧、黄砂を操る程度の能力
十二天将の複写体として晴明に造られた式紙。神ではなく紙を媒体に作られた術式で、十二天将のモデル“天空”。霧、黄砂を操る力をもち、相手を撹乱させる。防御に関しては長けているが、あまり攻撃には特化していない。
加月とは双子で妹。もともと名前の漢字は一緒で、読み方だけ違っていたのだが、満ちることのない月=満月(加月)に劣る存在という事を皮肉って自分で名前の漢字を変えた。
おぼろのことを「晴明様」という。
・加月-カゲツ-
種族:式紙
二ツ名:欠けることなき満ちる月
能力:布を操る程度の能力
十二天将の複写体として晴明に造られた式紙。十二天将の、モデル“大裳大常”。善を行う式神がモデルとなっているので、自分が善ではないと判断した命令は絶対に従わない。着物の袖から様々な布を飛ばして攻撃するが、こちらも戦闘には長けていない。欠月とは双子で姉。自分の力に自信を持っているが、情緒不安定な妹を心配している。妹が自分よりも弱い分、姉の自分が守らなければという強い使命感がある。
おぼろのことを「晴明様」という。
・菖蒲
種族:式神
二ツ名:妖を切り裂く無心の花
能力:ありとあらゆる物を刃物に変える程度の能力
十二天将の複写体として晴明に造られた式神。十二天将の、モデル“勾陳&大陰”。十二天将の中でも戦闘に特化した勾陳がモデルの一つなので、純粋な戦闘能力が高い。また、大陰の知識も受け継いでおり、博識。無表情なのは感情がないのではなく、感情を表現するのが苦手だから。命令に従い、忠実におぼろの敵を殲滅していく。武器は薙刀。おぼろのことを「晴明様」という。
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