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「え?なんで腐男子の事知ってるの?俺の部屋に入ってないよね?
ねぇ春、俺の話聞いてる!?」
うるさいなぁ。
焦ってわたわたしてる要を無視して、おばちゃんが料理を運んでくるのを見つめる。
「僕の知り合いにも腐男子がいたんだ。なんか、この学校に通うなら勉強しておけって何冊か本も読まされたし。
昨日間違って要の部屋に入ったとき、その人(悪魔)と似たような部屋だったからそうかなって。」
あいつの部屋にもたくさんポスター貼ってあったし直ぐに分かった。
あ!この小説を読んでくれてるお姉さま達には今度、腐男子の悪魔紹介するね。
「要ー、これなんて料理?」
ブツブツ文句を言っていたけれど教えてくれる。
「オムライスだよ、オムライス。」
「おむらいす?」
「そ、腐男子の萌えアイテム。美味しいよ?」
ウインクをされたが様になっている。
腐男子の癖に王子様フェイスとか生意気だ。
腐男子のアイテムって何に使うアイテムなんだろう。
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