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「俺の給料と休みを縮める奴は、足腰使いもんにならなくした後に、生徒指導室で反省文書かせるからな。」
やっぱり、ヤの付く教師だった。
魔界にスカウトしたら父上が喜んで側近にしそうなくらい、この人から悪い何かを感じる。
誰だよ、人間は弱くて痛くも痒くもない、むしろ蚊の方が痒いと言ったのは。
人間にも悪魔と変わらないくらい危険な奴もいるじゃないか、嘘つき。
職員室のドアが無事なのってこの人が居るからなのかな・・・。
僕は目の前の教師には逆らうまいと心に誓った。
でも、神には誓わない。天界の神は僕らの敵だと教えられてきた。
理由は知らないけど、昔から仲が悪いらしい。
良い大人なんだから仲良くしてもらいたいよね。
「よーし、ここで待ってろ。」
八雲先生に連れられて来た教室は全ての窓が割れていなかった。
他の教室は割れ放題だったのに、流石にこの学校の生徒もこの先生が怖いらしい。
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