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「真紀ちゃんかわいい!」
「真紀ちゃんよろしく~。」
どうやら受け入れてもらえた様だ。良かった。
しかし誰だ、僕の事を可愛いと言ったのは。
僕はまだ成長途中なんだ。
これから身長も伸びて凛々しいイケメンになるんだよ。
しかし、完全に不良しかいないから友達ができるか不安だ。
話しかけるのは勇気がいるかも。
誰か話しやすそうな人居ないかなー。
キョロキョロ教室を見回してみる。
あれ誰だろう?
窓際の一番後ろの席の人で手を振ってる人がいる。
要だ!知ってる人がいて良かった。
そう思って、手を振り返した。
「あ?なんだ。真紀は神堂と知り合いなのか?」
横に居た先生が僕が手を振ってるのに気付いたみたいだ。
「丁度いい。あいつの横が空いてるから、そこ座れ。誰も座りたがらないんだ。」
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