746人が本棚に入れています
本棚に追加
「春の容姿は狙われやすいよ。あまり一人で行動しちゃダメだよ。
もしかして、皆がコソコソ話してる内容に気付いてないの?春って意外に鈍感?」
失礼な、それくらい聞こえてる。
悪魔の身体機能をなめてもらっては困る。
「聞こえてたけど、僕可愛いタイプじゃないもん。」
「春は十分可愛いけどね。」
要に苦笑いをされた。
「別に僕は可「おし!セーフ!!」くない・・・。」
誰だ、僕の言葉をさえぎったのは!
僕は教室に駆け込んできた生徒の方を睨みつけた。
「坂田アウト。俺が来る前に教室に居ろ。」
「あん?なんであんた今日は早く来てんだよ。」
八雲先生を見て眉間に皺を寄せる不良。
元々怖い顔をしているからか、その顔はなかなかに凶悪だ。
最初のコメントを投稿しよう!