学校は危険なところ?

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「ちっ、仕方ねぇな。」 意外に物わかりの良い不良さんだ。 身長は174くらいかな。 その凶悪顔の不良さんは要の前の席に座った。 「秀っち残念だったね~。2日も連続で遅刻するなんて、秀っちなら皆勤賞いけると思ったのに。」 要が親しそうに話しかけた。 どうやら顔は恐ろしいが、悪い人ではないらしい。 皆勤賞狙えるような人なのか? この学校にそんな真面目な人がいたのがビックリだ。 「ああ。 昨日は変な奴らにケガさせられるし、今日も理不尽な理由で不良には絡まれるし、俺はなにも悪いことはしてねぇってのに。」 疲れた顔の不良さん。なにやらそうとうな苦労人らしい。
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