01 出会いはいつも、突然に

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翠屋を後にした朱夜は帰路につく。だが向かう先は住宅街ではなく、公園だった。勿論、ホームレスだからではない。朱夜が帰るには、一目に付くのは些かまずいのである 朱夜「座標ポイント確認……完了。目標地点、次元航行艦【アースラ】」 朱夜の足元に突然魔法陣が現れたかと思うと、光に包まれた。光が消えた後には、朱夜の姿はそこにはなかった 【高町家】 なのは「じゃあ……また…明日…ね……送信っと」 あの後なのはも、自分の家に戻り、自室で休憩を取ることにした。今は友達のアリサ・バニングスと、月村すずかの二人とのメールが終わった所である。電池残量が残り少なかったので、携帯を充電器に戻し、ベットに腰を下ろす なのは「ユーノ君。レイジングハートの調子、どう?」 なのはが言うと、自分の机の上にある小さな籠から、フェレットと思われる動物が顔を出す ユーノ「完全に治ったよ、なのは」 なのは「そう…なんだ」 なのはベットから腰を上げて、ユーノのいる籠の近くにある、深紅の丸い宝石を手にする なのは「レイジングハート、治ったんだね?よかったぁ……」 RAISING HEART《Condition green.》 なのは「……また、一緒にがんばってくれる?」 RAISING HEART《All right, my master!》
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