04 激突

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なのは達が来る少し前、フェイトは優しかったプレシアの事を思い出していた フェイト(私は、優しい母さんが大好きだから……) そこでフェイトの頭に疑問が浮かんだ。ヒイロだ。彼は少し前までプレシアの側近であった。なら彼は母であるプレシアとの何か大きな関わりがあるはず。自分も知らない何かが…… フェイト「ねえ、ヒイロ。こんな時に聞くのも変かもしれないけど…」 ヒイロ「………」 ヒイロは無言でフェイトを見る。フェイトは意を決して聞いてみる フェイト「ヒイロが母さんの側近だったり、今こうして母さんの為にジュエルシードを集めたりしてるのって何か理由があるのかなって」 ヒイロは相変わらず口を開かず、表情が変化しているのかさえわからない フェイト「い、嫌なら話さなくてもいいんだよ。私が勝手に聞いた事だし」 そんなヒイロを見て怒っていると思ったフェイトは急いで謝る ヒイロ「俺の話を聞いても後悔しない保証はないが、それでもいいのか?」 フェイトは内心驚いている。今まで話をしなかったわけではないが、ヒイロが自分から話す事はまずなかったからだ フェイト「うん」 それでもフェイトは引かなかった。そんなフェイトを見て、ヒイロは若干肩を竦め話し始める
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