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「なっ!?」 その悲鳴に一番驚いたのは、スーツ姿の男であった。彼は、まだ少年に刃先を突き付けてはいるが、その刃が少年の身体を貫いてはいない。そもそも悲鳴の主は、後ろから聞こえてきたのだ。そして彼が振り向いて見た。自分の部下の一人が、味方を撃った所を 「安心しな。急所は外してある」 「かっこつけてんじゃあねーよ、タコ」 「五月蝿い、俺は寧ろタコさんより、イカさん派だ!」 味方を撃ったその男は、何やら意味不明な会話しているのだが、彼の周りにいる兵士が彼と話している様には見えなかった 「貴様、一体何者だ!」 スーツの男が、我慢ならない様子で叫ぶ 「俺のこと?」 スーツの男だけでなく、その場にいる兵士達も絶句した。兵士を撃った男の傍から、一匹の猫が、しゃべりながら現れたからである 「お前の事じゃねーよ、どうみても俺に聞いてるだろ」 「いやーひょっとしたら俺じゃね?と思って」 スーツの男がその隙に、談話中の一人と一匹に急接近する 「貴様は裏切り者として、此処で死んで貰うとする」 スーツ姿の男の刃が、男を捕らえる寸前の所で、身をかわす 「自己紹介がまだだったな。俺は、エルシド。とりあえず目的は、あんたらが追い回してたガキの保護ってとこだ」 「俺のネイムは、スサノオだ。しっかり覚えろよコノヤr」 エルシド「お前は少し黙ってろ」 スサノオ「(´・ω・`)ショボーン」
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