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「もしや……管理局の人間か!?」
エルシド「間違ってはないな。だが正確には、元管理局員だ。まあだからと言って、この事を局に伝えない訳にはいかないがな」
スーツ姿の男が苦い顔をする。今この事が局に知られれば、向こうは相当の戦力を投入してでもこちらを捕らえにくるだろう。それだけの事をしているのだから
エルシド「そういえばあんたの名前、テリオス・ロードであってるよな?」
余裕そうにスーツ姿の男に問い掛ける。それがカンに障ったのか、または自分の名を知られているのが余程まずかったのか、再びエルシドを目掛けて、即座に刀を振るう。エルシドはそれをかわして、後退し距離をとる
エルシド「やれやれだな。おいスサノオ!」
スサノオ「へーい」
やる気のない返事とともに、スサノオが自身を約1メートルは有ろう太刀へと姿を変える
エルシド「無言って事は、肯定って事でいいんだな?」
腰を深くさげ、抜刀の構えをするエルシド
テリオス「どうやら貴様は知り過ぎてしまっているようだな。故に、此処で消えてもらう!!」
テリオスの命令で、全兵士がエルシドに銃口を向け、弾丸を一斉発砲する
エルシド「一刀……空閃」
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