第8話 迫る刺客

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カイ「コゲンタこの人知ってるの?」 コゲンタ「まぁな、マホロバの乱の時にオレやヤクモに味方してくれたマホロバ四転王の闘神士だ」 リク「そうなんだ。じゃあ敵じゃないんだね。」 ホッとするリク コゲンタ「待てリク、お前とボート部の連中とクウは離れとけ、なんか怪しい」 めずらしくコゲンタは真剣な顔をしていた。 その顔をみてリクは何も言わず距離を取る。 コタロウとツクミらは静かに構える コゲンタ「やいてめぇ、何しにきやがった?」 いきなり怒り口調に言うコゲンタ  カイ「ちょっとコゲンタ!そんな言い方しなくてもいいだろ」少し焦るカイ コゲンタ「カイ、お前は黙ってな」 コゲンタの声に少し驚くカイ ナギ「何の用もなく来たらあかんちゅうのか?」 ナギは不適に笑う コゲンタ「はん!死人がわざわざこんな所に来るかよ」 コゲンタの言葉にみんな驚く カイ「コ、コゲンタどういうことなの?」 コゲンタ「そのまんまだ。 こいつはマホロバの乱で死んでいる。オレとヤクモがこの目で確認した。 なぁ、コタロウおめぇもわかるだろ?」 ツクミ「本当なのかコタロウ?」 コタロウ「あぁ、奴はあの大戦で死んた」 ナギ「そうじゃきん ワシはあん時に死んだ・・・だが蘇らせてもらったぜよ マホロバ様にな」 コゲンタ「なっ!バカなこと言ってんじゃねぇ!! マホロバは最後ランゲツに取り込まれたんだ 奴が生きているはずがない」 コゲンタは焦りながらも強きに言う ナギ「ならもし取り込まれたのがマホロバ様ではなかったらどうじゃろうか? 逆式化した人間はもうバケモンじゃ バケモンは何をするかわからんからのう・・・ ただ一つ言えるのは現にいまマホロバ様は生きているということじゃ」 ナギの言葉にコゲンタは怯む  コゲンタ「例え生きていたとしてもオレやヤクモたちが絶対にマホロバを倒してやるぜ!」  ナギ「フッ、ヤクモが生きていればな・・・」 ツクミ「それはどういうことだ!」 ツクミは叫んだ  ナギ「率直に言うとヤクモはワシが倒した」 その言葉にカイ達は凍り付いた。
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