12人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
リクたちはユーマとユウと共に太白神社に向かう
ユウ「それじゃあ、リク君が天流宗家なんだね」
ユウは驚いてしまう
自分よりも年下の少年が世界を救ったのだ
カイ「あぁ、普段はちょっと天然だけど戦いになったらすごい・・・はず・・・」
最後は少し濁らすカイ
ユウ「そっか・・・
カイ君はどうして闘神士になろうと思ったんだい?」
カイ「俺の家は元々闘神士になれる血筋だったみたいで父さんに言われてなったんだ・・・
でももう一つ理由がある
前の大戦でいなくなった兄ちゃんを探すために・・・」
ユウ「お兄さんが?」
カイの兄はウツホの乱で突如行方不明になってしまった。
カイはその兄を見つけるためにも式神と契約して強くなって兄を探す旅をするために闘神士になったのだ
カイ「とは言っても今はそんなことしている場合じゃないけどね」
カイは苦笑いをする。
ユウ「そっか・・・カイ君にはちゃんと理由があるんだね
僕はただ素質を見いだされて式神と契約しただけでカイ君みたいに目的とかないんだ・・・」
少しうつむくユウであったが
カイ「そんなことないよユウ。
ユウだってユーマさん達を妖怪から守っているじゃん
それも立派な理由だよ」
とカイはユウを励ます
カイ「それと、俺のこと呼び捨てでいいよ
ユウの方が年上だしね」
ユウ「ありがとうカイ」
ユウとカイはニツコリ笑う
最初のコメントを投稿しよう!