旅立ち

8/11
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
オーキド「これはワシが開発したポケモン図鑑じゃ。 ポケモンにはまだまだわからないことがたくさんある。 これはそれを解明するためにポケモンのデータをためていく機械じゃ。」 レッド「そいつぁスゲー代物だな。」 オーキド「じゃがワシももう歳だ。 これから冒険にでる体力なんぞ残っておらんわい。 そこでレッド、お前にポケモンのデータ集めの旅に出て欲しいのじゃ。」 レッド「やなこった。」 オーキド「えっ!?なぜじゃ!?」 レッド「あいにくだが 俺はこの町でのんびりと風を浴びていたいんでな。 悪いが他をあたってくれ。」 オーキド「そうか。 残念じゃが仕方ないのぉ。」 レッド「じゃあな、じいさん。」 レッドが研究所を出ようとしたその時… ???「おじいさま、例の少年どうなりましたか?」 レッド「!?」 オーキド「あぁナナミか。 ダメじゃったよ。」 レッド「じいさん、そいつは?」 オーキド「ん? わしの孫娘のナナミじゃよ。」 ナナミ「初めまして、レッド君。 君なら行ってくれると思ったのに残念だわ。」 レッド「…… 気が変わった。 俺が行ってやるよ。」 ナナミ・オーキド「え!?」 レッド「俺は女と年寄りの頼みは断れない体質でな。」 オーキド「さっきと言ってることが…」 レッド「世界は常に変化している。 そんな昔のことは忘れたぜ。」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!