交流

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それでも私は彼とメールのやり取りを続けた。 正直、元彼が私の心に作った穴を一時的に紛らわせる存在でしかなかった。 ただそれだけ。 だけどそれがどんなに救われていたか私は全く分かっていなかった。 この頃の私は誰にも言えない 辛さ 悲しみ 切なさ そんな沢山の入り混じった想いをただ彼にぶつけて、また彼はそんな気持ちを毎回受け止めてくれた。 彼は言った。 「マナの心の傷、僕が治したい。難しいかもしれないけど僕は離れません。嘘もつかない。信じて下さい。」 きっと…きっと無理だろう。この傷は一生消える事なんてない。 そしてこの想いも。 だけど彼は決して諦めなかった。 私には彼が理解出来なかった。
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