帝国十二将編

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ホームルームが終わり教室は静まり返っていた。しばらく続いた静寂を破ったのは1人の生徒だった。 生徒1『てめぇらいつまでも探りいれてんじゃねーよ!!』 勢い良く立ち上がった。すると、堰を切ったように次々と生徒達が立ち上がる。 生徒2『上等だよ!』 生徒3『舐めた口きいてんじゃねーぞ』 そう言ってA組代表を決める喧嘩が始まった。駿介も立ち上がるとすぐに胸ぐらを掴まれ、顔を殴られる。 駿介『…』 駿介は胸ぐらを掴んだ生徒の頭を掴み、机に叩きつける。 生徒4『ガッ』 続いて目の前の生徒に前蹴りを放ち、次に後ろの生徒を後ろ蹴りで蹴る。 ………… A組のドアが開く 駿介『生者に主の施しをを。死者には手向けの花束を。サンタマリアの名において、全ての不義に鉄槌を』 教室内は散々たる状況だった。その殆どを駿介が倒していた。 駿介『楽しくなるな』
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