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高橋は話し出す。帝国高校は総番1人、3年代表2人、2年代表4人、1年代表6人の計13人での支配体制となっている。この代表12人のことを他校は帝国十二将と呼ぶ。しかし、一年間ずっと代表というわけではない。クラスに認められていることが条件だ。だから、喧嘩で負ければ即交代。入れ替わりが目まぐるしいクラスもあるらしい。学年が上がる際はそれぞれのクラス代表が話し合いなり殴り合いなりでまた代表を決める。また、先輩への挑戦も可能ではあるが未だ後輩が勝ったことはないという。
高橋『こんなもんだな。まぁ基本的には自由だから。ただ月一でやる定例会には代表は必ず参加だから。3年と2年も紹介しとくか』
そう言うと廊下側の2人の方を顎でしゃくった。
松本『松本和希。クラスはCだ、よろしくな』
尾藤『F組の尾藤辰夫だ。』
行政『行政功基、B組』
木村『俺は木村雄一。D組から来てる。何時でも相手になるぜ』
片桐『片桐悠一郎。A組。まぁ適当に頑張りな』
佐々『佐々成雅、E組からだ。』
2、3年の自己紹介も終わった。
高橋『今日はこんくらいにしとくか。ていうわけで解散。明日からまた気合い入れろよ』
と言って高橋は生徒会室を出る。次に3年、2年が出ていき、駿介達が出た。
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