帝国十二将編

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廊下を歩く駿介に悠貴が近づいて話し掛ける。 悠貴『お前が代表になったのか?』 駿介『どういう意味だよ?』 悠貴『なんか関心なさそうだったからさ』 駿介『クラスに俺より強い奴が居なかった。ただそれだけ』 悠貴『ふーん』 とそこに陽平がやって来た。 陽平『何の話してんだよ、悠貴?』 悠貴『世間話だって。あっ!駿介、こいつは楠田陽平。同じ中学だ。』 陽平『よろしく。お前は確かA組の坂門駿介だったよな?』 駿介『そうだけど。お前名前覚えんの早いな』 悠貴『地元じゃこいつは歩くデータベースって呼ばれてたんだぜ』 駿介『なら聞きたいことがあるんだけど』 陽平『何でもどうぞ』 駿介は前を向く。目線の先には亜里紗の背中があった。 駿介『今井亜里紗って何者?』 悠貴『俺もそれ気になってた』 2人は陽平を見る。陽平は咳払いをすると 陽平『2人とも目の付けどころがイカついねぇ』 悠貴『冗談はいいから』
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