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~教室~
現在PM4:30
俺は今、自分のクラスを目指している。
理由は、あの馬鹿が勝手に消えたからだ。
俺が、階段にさしかかった時だった。
?:「~♪~♪」
修弥:「ん?声?」
俺はその声が、自分のクラスから聞こえてくるのを気付き、クラスへ急いだ。
そこには、
髪は長く腰ぐらいあるだろうか、
みた感じ、アニメにでも出てきそうな薄幸少女だった。
俺は、気づかれない様に教室に入った。
が、
ガタッ!
俺は、机に足をぶつけた。
修弥:「あっ…………」
ビクッと反応し振り返った
少女と目があう。
修弥:「ご、ごめん。驚かすつもりはないんだけど。」
?:「あの……」
修弥:「ん?」
彼女は顔を真っ赤にしながら。
?:「……どうでしたか?」
修弥:「え!?」
?:「……歌」
修弥:(う、歌か。)
修弥:「あぁ、とても綺麗だった。」
?:「……ありがとう。」
少女はクスリと笑った。
?:「……あなた……部活は?」
修弥:「部活?俺は、一応軽音楽部。ま、まだベースとギターしかいないけどな。」
?:「……軽音楽…」
俺は、本来の目的を思い出す。
修弥:「ん?あっ、もう行かなきゃ、じゃあな!」
俺が教室を去ろうとした時だった。
?:「待って。」
修弥:「ん?」
?:「………」
彼女は、もじもじしている。
修弥:「用がないなら、行くぞ?」
?:「私……軽音部に………ボーカルで入ります。」
修弥:「…は?」
正直、驚いた。
まだ、会って話して10分も話していないのに、こいつは、入部を決めた。
修弥:「お前、他の部活は?」
?:「…………」
修弥:「まぁいいか。俺は、『木崎 修弥』。君は?」
歌音:「……『音葉 歌音』です。」
彼女『音葉 歌音』は、消えそうな声で話してくれた。
修弥:「よし音葉。部室に案内するよ。
ついて来て。」
歌音:コクン
音葉は、頷いてついて来た。
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