第2章 軽音部 創設(?)

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~教室~ 現在PM4:30 俺は今、自分のクラスを目指している。 理由は、あの馬鹿が勝手に消えたからだ。 俺が、階段にさしかかった時だった。 ?:「~♪~♪」 修弥:「ん?声?」 俺はその声が、自分のクラスから聞こえてくるのを気付き、クラスへ急いだ。 そこには、 髪は長く腰ぐらいあるだろうか、 みた感じ、アニメにでも出てきそうな薄幸少女だった。 俺は、気づかれない様に教室に入った。 が、 ガタッ! 俺は、机に足をぶつけた。 修弥:「あっ…………」 ビクッと反応し振り返った 少女と目があう。 修弥:「ご、ごめん。驚かすつもりはないんだけど。」 ?:「あの……」 修弥:「ん?」 彼女は顔を真っ赤にしながら。 ?:「……どうでしたか?」 修弥:「え!?」 ?:「……歌」 修弥:(う、歌か。) 修弥:「あぁ、とても綺麗だった。」 ?:「……ありがとう。」 少女はクスリと笑った。 ?:「……あなた……部活は?」 修弥:「部活?俺は、一応軽音楽部。ま、まだベースとギターしかいないけどな。」 ?:「……軽音楽…」 俺は、本来の目的を思い出す。 修弥:「ん?あっ、もう行かなきゃ、じゃあな!」 俺が教室を去ろうとした時だった。 ?:「待って。」 修弥:「ん?」 ?:「………」 彼女は、もじもじしている。 修弥:「用がないなら、行くぞ?」 ?:「私……軽音部に………ボーカルで入ります。」 修弥:「…は?」 正直、驚いた。 まだ、会って話して10分も話していないのに、こいつは、入部を決めた。 修弥:「お前、他の部活は?」 ?:「…………」 修弥:「まぁいいか。俺は、『木崎 修弥』。君は?」 歌音:「……『音葉 歌音』です。」 彼女『音葉 歌音』は、消えそうな声で話してくれた。 修弥:「よし音葉。部室に案内するよ。 ついて来て。」 歌音:コクン 音葉は、頷いてついて来た。
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