63人が本棚に入れています
本棚に追加
~部室前~
修弥・歌音:「………」
俺は、言葉を失った。
部室空けていたの30分位だよな。
俺が見たものは、
ドアに堂々と、
『軽音部!!』
と、書かれた看板。
俺は、音葉と共に部室に入る。
中には、
希里:「あっ、修弥だぁ~。」
部室内には、椎名と
日菜:「あっ、君が修弥君?私は『伊藤 日菜』よろしくね!!」
日菜と名乗った少女は、椎名より長い髪を後ろで縛っている。
希里:「ところで、修弥!後ろの子は?」
気づいたら、音葉は俺の後ろに隠れていた。
修弥:「ほら、音葉。お前も挨拶。」
俺は、音葉を前に出した。
歌音:「え…と、
『音葉 歌音』です……担当は、ボーカルを希望……」
日菜:「よかったぁ~。」
修弥:「ん?何がだ?」
日菜:「私、ドラム志望だったんだよね~。」
修弥:「ん?て、ことは。」
希里:「バンド完成!」
最近、椎名ツッコミが早くなったな。
修弥:「ところで、椎名。表のあの看板はなんだ?」
希里:「ん?あれ?ノリで、」
修弥:「ノリねぇ、」
希里:「まっ、まぁ、今日はもう遅いし、続きは、明日の放課後またここに集合!
じゃあ解散!」
そして、今日は解散した。
~夜~
PiPiPiPiPiPi!
修弥:「ん?」
───────────
From 椎名
件名 明日の事で……
本文 明日さぁ、ギター持ってきてよ。私もベース持ってくから。
───────────
俺の返事は、
───────────
件名
本文 了解
───────────
そして俺は睡魔に襲われた。
最初のコメントを投稿しよう!