第2章 軽音部 創設(?)

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~部室前~ 修弥・歌音:「………」 俺は、言葉を失った。 部室空けていたの30分位だよな。 俺が見たものは、 ドアに堂々と、 『軽音部!!』 と、書かれた看板。 俺は、音葉と共に部室に入る。 中には、 希里:「あっ、修弥だぁ~。」 部室内には、椎名と 日菜:「あっ、君が修弥君?私は『伊藤 日菜』よろしくね!!」 日菜と名乗った少女は、椎名より長い髪を後ろで縛っている。 希里:「ところで、修弥!後ろの子は?」 気づいたら、音葉は俺の後ろに隠れていた。 修弥:「ほら、音葉。お前も挨拶。」 俺は、音葉を前に出した。 歌音:「え…と、 『音葉 歌音』です……担当は、ボーカルを希望……」 日菜:「よかったぁ~。」 修弥:「ん?何がだ?」 日菜:「私、ドラム志望だったんだよね~。」 修弥:「ん?て、ことは。」 希里:「バンド完成!」 最近、椎名ツッコミが早くなったな。 修弥:「ところで、椎名。表のあの看板はなんだ?」 希里:「ん?あれ?ノリで、」 修弥:「ノリねぇ、」 希里:「まっ、まぁ、今日はもう遅いし、続きは、明日の放課後またここに集合! じゃあ解散!」 そして、今日は解散した。 ~夜~ PiPiPiPiPiPi! 修弥:「ん?」 ─────────── From 椎名 件名 明日の事で…… 本文 明日さぁ、ギター持ってきてよ。私もベース持ってくから。 ─────────── 俺の返事は、 ─────────── 件名  本文 了解  ─────────── そして俺は睡魔に襲われた。
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