第1章 ~始まりの音~

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~学校~ 俺はさっきの生徒から教えられた場所に向かった。 そこは ~体育倉庫~ バァン! 修弥:「ハァハァハァ。」 俺が、体育倉庫を蹴破り中を見た。そこには… 怯える1人の少女とその少女を壁際に追い詰める2人の不良生徒。 修弥:「椎名!」 希里:「修弥!」 不良A:「おいおい、何だよ~。」 不良B:「せっかく、チューニングしようと思ったのにな!」 2人が笑う。高らかに、 修弥:「黙れ、」 不良:「あぁ!?ふざけてんのか?てめぇよ!!」 不良が殴りかかる。 俺がそれを横によけ、バランスを崩した不良に拳を思い切り放つ! ゴキィ!! 不良の顎から、変な音が聞こえる。 不良:「アがッ!!がッ!」 修弥:「消えろ。」 不良:「は、はい。」 もう1人は負傷した1人を担ぎ上げ逃げていく。 俺は、椎名に近づく。 修弥:「大丈夫?」 希里:「う…うん。」 修弥:「ほら、手を貸すから立ちな。」 俺が、手を差し伸べるが… 希里:「ごめんなさい。」 修弥:「え?」 希里:「安心したら、腰抜けちゃった。」 修弥:「ハァ。分かったよ。ほら、」 俺は、椎名をお姫様抱っこで、保健室に連れて行く。 希里:「ちょ、ちょっと!」 修弥:「ん?」 希里:「この格好。恥ずかしいんだけど。」 修弥:「うるさい。仕方ないだろ。」 希里:「フェ~ン!」 修弥:「悪かったな、遅くなって。」 希里:「(-.-)zzZ」 修弥:「寝てるか………」
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