鬼の片恋

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  そのまま、茶屋の中に入って行った元親は、団子を頬張り…お茶をすすっていた。 汐莉が着替えようと、奥に向かおうとしたら、後ろから… 「Hey!汐莉…今日もいつものd…Σどうしたんだ!?ずぶ濡れじゃねぇか!」 汐莉に近寄り、肩を掴む政宗に元親は…ガン飛ばし…; 「あ…大丈夫ですよ。今着替えてきますので」 「Ah~、俺が手伝ってやろうか?」 コメカミに青筋がたち始めた元親。 「遠慮致します。 …離して頂けませんか?」 「NO!汐莉を離す気はねぇな」 ぶちっ…とキレて立ち上がろうとしたら、元親より先に"ふよ"が政宗を叩いた。 「度が過ぎますよ!政宗様」 叩かれた政宗の手が緩んだ隙に、汐莉は奥へ消えていった。 「shit!」と呟きながら、元親の席に座る政宗は、正面に居た元親に気付き 「Ah?何でテメェが居るんだ?」 「あ゙ん?悪ぃのかよ!」 「…さては、汐莉目当てか?だったら帰りな。汐莉は俺の"honey"だからよ」 「…は…にぃ…?」 「…恋人だ」
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