鬼の片恋

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休んでいる2人に汐莉が、お茶と団子を持っていき… 「元親さん、政宗さん。 お疲れ様でした!これは、お礼です。食べて下さい」 「Ah?お礼なら汐莉が良いな」 「独眼竜!てめっ!!」 「あ~っ、喧嘩は禁止ですよ!」 と、2人の前に立ち頬を膨らませる。政宗と元親が同時に指でつつくと「ぷっ!」息が漏れた。 「ぷっ…く、わはははは」 「HA!HA!HA!」 「ちょっ///!2人共!!」 「cuteだっ…たぜ…ククク」 「~…っ///」 耳まで紅潮(コウチョウ)させ、そっぽを向く汐莉。 政宗は、小十郎に見つかり城へ… (…///BASARA…トリップ。いつかは別れなければ、ならないのに…何で、元親と会ったんだろう;;…笑われたし///) そんな汐莉の耳元で、囁(ササヤ)く。 「汐莉…可愛い♪やっぱり俺と…行かね?」 「あ…、その…元親さん。耳元d」 「元親で良い…汐莉」 「…っ///(くそぅ!私が好きなのに気付いて、ヤってるのか!?)…あ、その話は…」 言葉を遮る様に、元親は汐莉の顎に手を当て自分と向き合わせると…汐莉を見詰める。
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