鬼の片恋

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元親に見詰められ、頬が紅潮した汐莉は慌てて、手を払おうとしたら元親に阻止された。 「~…///も、元親…さん?離して貰えませんか?」 「…断る。汐莉が俺を"元親"って呼んだら…な」 「…(あぅう///;;)…も…元親っ!」 叫んだ汐莉の頬に唇を落とし… 「…合格♪」 その一言で、更に汐莉は赤くなった。嬉しそうに見詰める元親。 「だぁ…っ!欲しい…何でそんなに可愛いんだよ!」 「…ふぇ!?」 「汐莉が欲しい!」 「///」 「汐莉は…俺じゃあ嫌か?」 「そ、そんな!嫌なんてっ…どちらかと言いますと好きです!……あ;;」 元親の顔が緩む。しまったの汐莉 「そうか!好きか!! なら、貰っても構わねぇよな?」 「Σきゃっ!? …もももも元親!?何を!?!?」 「あん?…何って…汐莉を連れて出港」 「Σは;!?ちょっ! ふよさん達に、迷惑掛かるから!私…行けないよ!?」
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