手紙

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━私の愛猫でん助へ━ でん助… 貴方が天国に旅だってから もう二年と少したちました。 心を開ける人は出来たかな? 天国では… 幸せに暮らせていますか? 貴方が私に遺してくれたものはどれも大切な私の宝物です。 でん助との散歩道。 でん助の甘えた声。 ゴロゴロ。 寝顔。 安心しきった顔。 全て覚えています。 でん助… 貴方が天国に旅だってから 何匹か猫が家にきていました。 サラーム 彼は、人懐っこくてお腹がすくと「ごはーん…なーい」 と鳴いて催促するこでした。 2009年の夏休みに行方不明になりましたがとても面白い子でした。 かつお "たま"と一緒に迷い込んできた野良猫です。臆病で誰にも心を開こうとしなかった。 でも最後の最後に私に擦り寄ってきたんです。 …その次の日。 でん助と同じ場所で息絶えました たま "かつお"と一緒に迷い込んできた野良猫です。最初は人を警戒して中々近づいて来ませんでした。 それに少し攻撃的で世話が焼けました。 今は人間にもなれてすっかり飼い猫らしくなりました。 .
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